学校案内

学校長あいさつ

入学を希望する方々へ

　茨城県立つくば看護専門学校（以下、本校）のホームページをご覧になっていただき、ありがとうございます。

　いま私たちの社会では、予想を超える速さで少子高齢化と人口減少が進んでおり、「超高齢社会」になっています。超高齢社会では医療・介護・福祉などの必要性が益々増加します。

　医療現場で看護師をはじめ多くの医療専門職が今後必要となります。特に看護師は、病気や障がいを持つ人達やそのご家族の不安や苦悩を深く理解し、医療チームのなかで中心的な役割を果たしています。

　いま、看護職の教育は、どちらかというと大学への志向が高いかもしれません。しかし、つくば看護専門学校のように３年制の看護専門学校は、小規模ですが、ひとり一人の個性を生かして育成できる強みもあります。本校は担任制をとりながら、学生の身近なニーズを受け止め、自律性を伸ばせるようにサポートしています。そして周りから「あのような看護師さんになりたい」と目標となる「人財」を育てることが、教職員の願いです。　　　　　　　　

　本校の教育理念は「看護職として必要な基礎的能力を養い、社会に貢献できる質の高い看護師を育成する」こととしています。看護師として、人々に深い関心を寄せ、誠実で柔軟な対応ができる豊かな人間性を育むことを大切にしています。そして、この人間性を基盤に、個人や社会の変化に合わせて創造的に看護を実践できる人財を育成します。

　いま、生成AIをはじめ急速なデジタル化が進んでおり、医療現場も新たな時代の変化に対応する必要に迫られています。本校では質の高い看護師を養成するために、筑波大学をはじめ様々な教育・研究機関のすぐれた講師の先生方、筑波メディカルセンター病院をはじめ第一線で医療を担っている医師、看護師などの専門職の方々が教育に携わっています。そして、看護師となる最初の関門である国家試験の全員合格を目指して、教職員一同は努力を積み重ねています。

　看護師は専門職であり、プロフェッショナルとして自ら成長してゆくことのできる素晴らしい職業です。ぜひ、質の高い看護教育を提供する本校で学び、様々な分野と地域で看護を必要としている人々のために、専門性の高い看護師を目指しましょう。

学校長　志真　泰夫