11病棟                               .

ベット数69床の男子準開放病棟です。急性期・慢性期・寝たきりと様々な患者様が入院されており、その看護方式として、平成13年度より固定チームナーシングを導入しました。導入当初は運営上いろいろと問題も多く、苦慮した時期もありましたが、約5年が経過した現在、看護スタッフ一人一人がチームナーシングの認識を深め、Aチーム・Bチームの2チームに分かれ、それぞれチームリーダー・運営委員を中心に質の高い幅広い看護活動を展開しています。患者様の個別性を重視して、多様化するニーズに応えるため、全スタッフが常に目的意識を持ち、カンファレンスを重ね、チームワークをモットーに日々患者様の援助に励んでおります。




Aチーム                                     .

Aチームで援助させていただいている患者様は日頃の生活の中から楽しみや目標を発見し、日々の生活技能の向上や社会復帰を目指しています。当院の周辺には観光としての名所・旧跡が数多く点在し院外活動の一環に利用しています。名所・旧跡への外出では患者様もリラックスされ散策を通して心のリフレッシュが出来ていると感じられるくらいに表情や言動に良き変化が見受けられます。また、社会復帰後に必要な交通機関の使用や買い物といった生活能力を高めるアプローチにより、患者様の個々の目標達成に向かって我々看護スタッフは援助しております。



Bチーム                                     .

Bチームは主に急性期の患者様や内科的合併症を伴う高齢の患者様など日常生活全般に援助が必要な方々の看護を行っております。患者様一人一人の可能性を最大限のばす事を目標に医師・PSW・OT・管理栄養士などと連携し「その人らしいより良い生活」が送れるように日々取り組んでおります。最近では認知症様の症状を示す患者様も増えていますが、出来る限り本来の状態に近づけ、さまざまな問題となる行動を改善して、生活技能の維持・増進に努めています。